ムタレで少しショッピングをして、チマニマニ国立公園へ。ベースキャンプにつくとすぐに寝袋やレインコートなどを用意して3時半からトレッキング開始。景色がほんとうに綺麗で、風も心地よく空気が非常においしく感じた。僕の好きな岩場のようなところも有りピョンピョン飛びながら渡って行った。途中一度道に迷ってしまい、引き返すのも嫌なので岩を登ったりしながら山小屋に到着。電気はおろか水すらもなく、料理作ろうにもどうしようもなかった。そのうち管理人がやってきて水を持ってきてくれるように頼んだ。そしてもう真っ暗になって来た中なんとか暖炉に火をつけろうそくの灯りの下晩飯を作って食べた。
しかしこの山小屋で一番面白かったのは領収書だった。管理人は1人60Z$なのに6Z$の領収書しか持ってない。だから1人分に領収書10枚切らなければならない。私たちはちょうど10人だったのでなんと100枚も必要だ。彼らは2年前に値上がりしてからずっとそうしているそうだ。スタンプを押してサインまでしないといけないから大変なハードワークである。だから管理人は10枚づつ束にして置きながら一生懸命やっていた。ところが誰かがドアを開けた。風がビュー−ンと入ってきて領収書が散乱してしまった。そして机の下などロウソクの灯りの届かないところに落ちたものはトーチで探して、また数えなおして…。いやぁお疲れ様でした。暗がりでやることもなく明日のトレッキングに向けてさっさと寝たのでした。
朝9時からサンドイッチとバナナ、オレンジを昼飯代わりに持ってトレッキングへ。昨晩から朝まですごい雨が降っていたため下がぬかるんでいた。崖を下りていくときに土がジュクジュクになってて、思わず足を滑らせてしまってヒヤッとしました。景色も靄がかかっていてあまり遠くまで見渡せなくて少し残念だった。しかしそのほうが風情が有っていい気もした。そのうちに滝があり、滝壷が池になっててそこで顔を洗ったリして休憩。昨日はシャワーもなかったから手や顔を洗っただけで非常に気持ちがいい。
そしてまた歩いて行くと洞穴がいくつもあり、洞穴全てに誰かが泊まっていた。このチマニマニはトレッキングするには本当にいいところで、洞窟をテント代わりにすると聞いていたが本当にその通り。昨夜私たち以外に山小屋には誰もいなかったのはこのためなんでしょう。だんだん晴れ間も出てきて遠くまで見渡せるようになるとますますトレッキングが楽しくなってきました。
そしてモザンビークとの国境へ。山小屋の前を通って歩いて行くと遠くに滝が見えた。あれも見てみたいなァ、と思いながらもとりあえずモザンビークとの国境の山というか小高い丘へ。岩場を登って行くとたった一枚看板が立っていた。“ボーダーだ、勝手に超えちゃイカン、”と書いてはあったものの、そこからモザンビーク側を見渡しても人はおろか見渡せる限り建物もなし。だから当然のようにモザンビーク側にも入っていきました。といっても本当にただ
入っただけなんだけど。だって見渡せる限り何もないわけだし。しかし本当に景色は良かった。
景色を見ながらなぜかモザンビーク側で昼ごはんを食べて、山小屋に戻り始めました。すると下から小走りで荷物をいっぱい背負った黒人たちがやってきました。彼らは当然モザンビーク側に国境越えて入っていくわけなんでしょうが、いったいどこまで行くんでしょう?だって本当に家なんて一軒も見えなかったんだから。
その後小屋に戻ってお掃除してベースキャンプに戻ってトラックでチマニマニホテルへ。ホテルでみんなで夕食を食べたがなんとメニューは1ヶ月に1度変わるのみ。まぁこのロケーションなら2日連泊するお客なんてまずいないだろうから大丈夫なんだろうけど。しかしいつも朝食のときに思うんだけど、白人はバリッと音がする
ほど焦げたベーコンが好きな人が多いのには驚く。私はちゃんと火さえ通っていたら柔らかいほうが好きなんだけど。
チマニマニホテルを8時過ぎに出て2時頃マスビンゴに到着。ジンバブエ最後の町らしい町だったので残ってるジンバブエのお金を出きるだけ使おう、と思ったけどそんなに大きな町ではなく結局お菓子を少し買っただけだった。
その後グレートジンルーインに到着。ガイドを雇って遺跡巡りをした。前回来た時はガイドを雇わなかったけど、今回はガイドがいろいろ説明してくれたが、一方的に話されてしまうと、英語は全くわからない。相手が私にわからせようとして話してくれるとある程度わかるようにはなってきたけど。
今回のメンバーは人数も少ないけど、ビールを飲む人があまりいない。飲むことが好きな私にとっては少し悲しい。前回来た時はトラックの仲間とホテルのバーにまで飲みに行ったが今回は誰も行かなかった。
そしてキャンプサイトで満天の星空を眺めながら、明日からいよいよ南アフリカかぁ、とワクワクしながら寝袋に包まったのでありました。