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今夜の番組チェック

SOUTH AFRICA (1993.9.9-10.4)

7時半頃グレートジンルーインのキャンプサイトを出て国境目指して一路南下。とにかくボーダーに鈴なりに連なっていた車の数が凄かった。大きなトラックや燃料積んでる車も多かった。だから南アフリカ側に着くまでけっこう時間がかかりました。

トラックの中から見てると働いてるのほとんど白人なのね。なんか白人が制服着て働いてるのを見ると不思議な感じだった。しかもうちらのトラックの会社が南アに入るのは久しぶりだったから、大きなトラックで旅行しているというのはさすがに珍しいらしく白人さんたちが集まってきて私たちにいろいろと質問してきた。

南アの道はドライブするにはもってこいですね。道は綺麗に舗装されてるし、道幅も広いし、それに日本のように道のすぐそばに家がダダダァァーーっと並んでることもないし。

そしてメシナで両替。小さな町だったんだけどね記憶ではケンタッキーフライドチキンの店があった気がする。東アフリカから回ってるとハラレが大都会に感じたけど、南アフリカはもうほとんどヨーロッパですね。

銀行には全く同じポスターなんだけど言葉だけが違うポスターがいっぱいありました。英語とアフリカーンス語です。すべてのポスターが2種類づつありました。今は多くの黒人言語も公用語として認められているわけですから、ポスターはどうなってるんでしょうか?

両替後ベンラビンネイチャーリザーブへ。着いたらテント張って夕食食べて夜9時からナイトサファリへ。トーチで動物を探しながら、観察小屋にも入って覗き穴から注意深く探しながら、ついに1匹も見つけることなくサイトに戻ってくると調理台の上にヤマアラシが居りました。でも私達を見て慌てて飛び降りて草叢に消えて行っちゃいました。やはり動物サファリをするときはガイドがいたほうが動物を見れる確率はぐんと上がりますね。しかしここにはお客様用のテントが有ってベッドなんかも有ってやっぱ南アは一味違うなぁという気にさせられました。

朝8時出発する前に近くの鳥の観察小屋に行ったんですが、昨日と同じく再び何も見れず。鳥の囀りは聞こえてたんだけど・・・。なんか少し悲しい気持ちで出発しました。

そしてTZANEENでショッピングしたんだけど、なんかほんとうに東アフリカとは雰囲気の全然違う町でした。ケニア、タンザニアからジンバブエ、南アと南下する毎に町がどんどん大きく綺麗になって行きます。

で、お店で豚足買ってトラックの中で食べてたら、右後輪がパンクしました。ちょうど対抗車線を交通パトがやって来た時だったんで3台パトがやってきて3台めのパトに調書とられてました。その3台とも警官は白人男女1名づつのペアでした。パンクするとジンバブエまでは20人の仲間が居たけど南アは9人だけだから男が少なくてタイヤの交換は大変でした。

3時頃スネーク博物館着(場所、正式名称不明。すみません)。ガイドがちゃんと居て、まず映写室でフィルム見て館内もついて廻ってくれて質問に答えてくれるといういいサービスだった。蛇も綺麗なカラフルなのが多かったんだけど、私にはやはりあのブジュンブラの擬態と脱皮のほうが印象的でした。(だってブジュンブラのほうは館内の地図なんとなく書けますけどここはあまり記憶に有りません)

そして出てきてトラックを見るとトラックに窓(鉄格子?)をつけてました。それまでは私達が載る荷台のほうには屋根と鉄枠だけが有って寒いと上からビニールを下ろして風をさえぎってました。考えてみると雨降ったことはまだほとんどないな。新しい窓はクルーガ―ナショナルパーク対策です。(動物が車内に侵入できないようにしてないと駄目みたいです)

付け終るのを待ちながらビールを飲んだりチップスを食べたりしてたんだけど、チップスの包装もね両面同じ柄で英語とアフリカーンスだった。

そしてこの博物館にハラレを出るときに発見した子猫たちを預けました。少し懐いて来てたときだったからもっと育てたい気はしましたが、いつまでも一緒にいられるわけじゃないから仕方ないでしょう。

スネーク博物館の近くのサイトで泊まって、朝ゆっくりできたので近くの川に泳ぎに行きました。岩がいっぱい有って私の好きな感じだったんだけど、ところが水が非常ににごってて苔もひどく足を滑らせて服が濡れました。仕方なく絞って岩の上に置いておいたら1時間もしないうちに完全に乾いてくれました

12時過ぎクルーガーのゲートに着きました。入ってすぐのところで昼飯。トイレ、シャワールーム、ガス台まで有った。シャワーが有ったもんで、キャンプサイトにはないだろうから浴びておこう、ということでみんな浴びました。

ゲームドライブ開始。まずビックリしたのはメイン道路が舗装されていること。ケニアやタンザニアでもサファリをしたけれど、どこも舗装なんかしていなかった。見たものは象やらキリンやらシマウマやらライオンやら。しかしもうはっきり言ってゲームサファリには飽きが来ていました。ケニアから何回やって来たことか・・・。最初は夢中になって動物を見ていたのに。それでも300匹くらいは居ようか、というほどのバッファローの大群には驚きました。あんな大群にトラックを囲まれてしまったら、と思うとぞっとしました。

キャンプサイトには6時までには入らなきゃいけないということで最後は大慌てで飛ばしました。キャンプサイトに着くと綺麗でびっくりした。もちろんシャワールームも付いてたし。南アはうちのトラックの会社ほんとうに久しぶりだったようです。道路マップやキャラバンパークの本なんかも買いながらルートを作ってました。だから情報が不足してたようです。キャンプサイトの周りには金網が合ってその向こうにはハイエナが出没したりもしてました。

翌日はレストハウスで御土産物を少し購入してからエンビロメントエデュケーショナルセンターへ。象のことが本当にわかりやすく展示されていました。歯替わりしていく様子や、心臓、胎児なんかの展示もありました。脳にいたってはなんと6kgも有るそうな。象牙の展示もありました。最大の長さのものや最高齢で死亡したも
のの象牙が展示されてました。

その近くの店でこの旅初の日本語で書かれた本を見ました。英語版と日本語版があったんだけど、日本語版のほうにはブックカバーが付いていて少し値段も高かったです。よく研究しているもんだ。

チーターを追っかけた。3時頃だった。のんびり歩いていたチーターが突如猛烈な勢いで走り出した。まわりのインパラやキリンも慌てて逃げ出した。私たちのトラックも必死で追いかけた。チーターがんばれ!と思う間もなく、チーターは狩りをあきらめてしまった。ほんの数時十秒くらいの出来事だった。狩りが成功して食べる場面を見てみたかったのに残念。

しかしその後、信じられないことが起こった。チーターがないたのだ。ニャンニャンという猫の鳴き声をさらに高く鋭くしたような鳴き方で。チーターも猫の一種なんだから当たり前といえば当たり前だが。するとそれはチーターの合図だったようで一匹また一匹と現れてゆっくりと歩き去って行った。狩りは見れなかったけれどもなんか得した気分だった。



それからキャンプサイトへ。クルーガーN.P.にはキャンプサイトがいくつか有って、今日はサタラというところだった。コインランドリ−や車椅子の人用のトイレまであった。東アフリカのキャンプサイトと比べると大違い。まぁ、あれはあれで自然に帰るという気がしてなかなか風情が有るんだけど。

しかし白人ばっかり。ゲームドライブしたり、お店のレジなんかは白人ばっかり。黒人は草を刈ってたり、掃除してたり、そんな感じです。今はどうなってるんでしょうか。

朝起きると鳥のさえずりが。テントの周りにもいろんな鳥がいた。特に嘴が黄色くて大きい鳥が気にいって調べたらイエロービルドホーンビルと判明。ホーンビルというのはかっこいいなァ、と思って鳥の図鑑を調べていたら、グランドホーンビルというのに惹かれた。そしてまたゲームドライブに出かけると、なんと、グランドホーンビルが目の前に現れた。この日は他にもバタローイーグルなど鳥ばかり見ていた。

翌日、クルーガー最後のゲームドライブへ。ハンティングドッグだけを求めて探し回るが結局みつけられず、クルーガーを去りました。

ネルスプリットに着くと、クルーガーに入る前につけた金網の窓を取り外した。取り付けた人がここまで取り外しに来ていた。金網は有って良かった。クルーガーである四駆がバブーンに車の屋根に乗られ少しだけ開けていた窓から手を突っ込まれて困っていたから。町を歩いていると、店は本当に立派な造りなんだけど、おかげで値段も立派で買い物しようという気にはならなかった。本屋でボクシングの本を見ていると辰吉がラバナレスに12回判定勝ちと出ていた。

そしてネルスプリットからスワジランドへのボーダーに向かっているとスラムが見えた。これは想像を絶するものだった。車を走らせていて50mか100mくらい先に見えたわけだけど、板を打ちつけただけのような感じで、しかも隙間がいっぱい開いているのが遠くからでもわかるくらいだった。屋根もきっちりと打ちつけていないよ
うでタイヤや丸太を載せて押さえているようだった。

もうすぐスワジランドのボーダーというところで、“あんたらが出て行ってうちらは寂しい、早く戻って来てくれぇ”という看板が出てました。そのあとも普通に進んで行ったんだけど、4時15分くらい前から、“スワジランドとのボーダーは4時に閉まるんだ”、ということで、山道にもかかわらず大慌てでスピードを上げて突っ込んで行きました。さすがにちょっと怖かったです。ザイールなんかで山道でカーブを曲がりきれなかったらしく、下に落ちてひっくり返っているトラックとかバスをいくつも見てきてるので。5分前、なんとかボーダーに到着。

使用上の注意