東・南部アフリカ トラックサファリ
ポレポレ号の旅
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トラックサファリとは
私が旅したイギリスの会社のトラックはBEDFORD社製の軍用トラックを改良したものでした。そのトラックでナイロビからケープタウンまで12週間かけて旅しました。これが少し急な坂になると音だけ
うるさくて全く進みません。だからポレポレ(スワヒリ語で、ゆっくり、ゆっくり、の意味)号と名づけられました。
トラックの荷台部分が客席になっていて、座席の下と背凭れ部分が荷物入れになってました。水のタンクとかガソリンなどは車の外側から取り出せるようになっていて、その水のタンクにつなぐとシャワーも浴びれるような仕掛けになってました。ただこのシャワーは囲いが何もナイし、水なもんで非常に冷たくて不評でした。私も何回か機会は有ったものの一度も浴びなかった。
その水は村の共同水汲み場や、キャンプサイトの蛇口からもらってました。30リットル入るタンク10個を満タンにして旅をして、少なくなってくると、どこかの蛇口からいただく、という風です。蛇口から出てくる水は、そのままでは飲料水として適さない場合が多いので、クスリを少量いれて飲み水にしてました。
基本的にトラックサファリでは、夜はキャンプしてテント張って寝ます。ちゃんとしたキャンプサイトがあるところでは、そこで。キャンプサイトがなければ夕方真っ暗になる前に適当な空き地を探して、草が多かったりしたら草を刈ってキャンプします。そういうところでは当然、トイレ、シャワーなしです。
トイレなんかはどうしていたかというと、もう誰からも見られないような草叢にシャベルを持って入って行って、穴を掘って、やり終えたら土をかけて隠します。そんな感じでやってました。
食事はコックが一人付いていて、夜と朝はキャンプ地で、昼は適当な空き地で何か作ってくれます。燃料は薪なもんで、昼はだいたい簡単な火を使わない料理でした。(薪でお湯を沸かして料理するとけっこう時間が掛かるんです)。夜はちゃんと暖かいもの食べられたし、朝もコーヒーやティーを入れるためにお湯沸かしてたんですけど。薪なんかもときどきみんなで集めてました。
トラックに乗っている人々は、リーダー、運転手、コックの3人が会社(イギリス)の人間。そして客が20人。国籍はイギリス、アメリカ、オーストラリア人が多かったですが、ドイツ人やベルギー人なんかもいました。このサファリはナイロビ−ブジュンブラ(3週間)、ブジュンブラ−ハラレ(5週間)、ハラレ−ケープタウン(4週間)の組み合わさったもので,ブジュンブラとハラレで客の入れ替えが有りました。ハラレ−ケープタウンは当時の南アフリカ情勢なんかからあまり客が集まらず9人だけでした。
いつの日かトラックサファリで通った行程でもう一度旅してみたいですね。どのくらいアフリカが変わってるのか見てみたい気がする。
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